施工管理技士の試験は、区分ごとに第一次検定・第二次検定が実施されます。一般に第一次は年に1〜2回、第二次は年1回が目安ですが、区分・年度で日程が異なるため、申し込み漏れに注意が必要です。この記事では、試験日程・申し込みの流れ・注意点を整理します。※正確な日程・手数料は必ず各検定の実施機関の公式情報をご確認ください。

試験の全体スケジュール(目安)

段階実施時期の目安
申し込み試験の数か月前(区分により異なる)
第一次検定区分により前期・後期など
第二次検定主に下半期
合格発表各検定の数週間〜数か月後

試験日程は毎年公表されるので、最新情報は実施機関の公式サイトで確認しましょう。なお令和6年度の受検資格改正により、1級の第一次検定は19歳以上であれば実務経験を問わず受検可能になりました(実務経験は第二次検定で問われます。出典:国土交通省・受検資格)。受検の見通しを立てる際の目安として、令和6年度(2024年度)の第一次検定の合格率を区分別に示します。

区分1級 第一次2級 第一次
土木44.4%44.6%
建築36.2%50.5%
電気工事36.7%47.5%
管工事52.3%65.1%
造園45.4%50.8%
電気通信工事・建設機械各実施機関の公表値をご確認ください
令和6年度(2024年度)第一次検定の合格率。出典:建設業振興基金・全国建設研修センター・日本建設機械施工協会・国土交通省。電気通信工事・建設機械は当該年度の確定値を掲載していないため、各実施機関の公表値をご確認ください。

区分別の試験実施機関

施工管理技士の試験は、区分によって実施機関が異なります。建築・電気工事は建設業振興基金、土木・管工事・造園・電気通信工事は全国建設研修センター、建設機械は日本建設機械施工協会が実施しています。区分ごとに公式サイトを確認しましょう。資格全体は施工管理技士とはへ。

申し込みの流れ

  1. 実施機関の公式サイトで受験区分・日程を確認
  2. 受験資格を満たすか確認(受験資格
  3. 申込書類またはインターネットで申し込み
  4. 受験手数料を納付
  5. 受験票を受け取り、当日受験

申し込み時の注意点

  • 申込期間は短いので早めに準備する
  • 実務経験の証明書類が必要な場合がある
  • 区分ごとに実施機関が異なる
  • 受験票は当日まで大切に保管する
  • 受験会場は地域ごとに異なる

インターネット申込のメリット

近年は多くの区分でインターネット申込に対応しています。郵送申込より手続きが早く、受付完了の確認も即時に行えます。書類のミスも事前にチェックできるため、申込ミスを防げます。スマホからも申込可能な区分もあり、忙しい社会人にも便利です。

受験手数料の目安

受験手数料は、区分・級によって異なります。1級は2級より高い傾向で、第一次・第二次を合わせて1〜2万円程度が一つの目安です。確定した手数料は区分・級ごとに定められているため、申込前に必ず公式の一覧で確認しましょう(出典:国土交通省・受検手数料一覧)。会社の資格取得支援制度を利用すれば、受験料を補助してもらえる場合があります。

試験当日の流れ

当日は受験票・筆記用具(HBの鉛筆やシャープペンシル、消しゴム)・時計(通信機能のないもの)・本人確認書類が必須です。会場には早めに到着し、トイレや座席を確認しておきましょう。第一次検定はマークシート方式、第二次検定は記述式です。時間配分に注意して取り組みましょう。

申し込みを忘れないコツ

申込期間を逃さないために、年明けや春先に翌年度の試験日程をチェックし、スマホのカレンダーに登録しておきましょう。実施機関のメルマガ登録も有効です。資格取得を目指す仲間と情報を共有すると、忘れにくくなります。会社の資格取得担当者がいれば、相談しておくと安心です。

合格発表とその後

合格発表は試験の数週間〜数か月後に行われます。発表方法は実施機関の公式サイトでの受験番号公表が一般的です。第一次検定の合格者には「技士補」の称号が与えられ、第二次検定の合格後は、合格通知にしたがって技術検定合格証明書の交付を申請します。資格取得後の活用法は資格手当・将来性もご覧ください。

解答速報・自己採点

試験当日〜翌日には、各資格スクールが解答速報を公表します。自己採点して合格の見通しを立てることができます。詳しくは解答速報・合格ラインをご覧ください。第一次合格濃厚なら、すぐ第二次対策に移れます。

不合格でも諦めない

不合格だった場合は、次年度の日程を確認して再挑戦できます。第一次検定に合格すると「技士補」の称号が得られ、第二次検定は区分・級ごとの受検資格を満たした後に申し込めます。結果通知で弱点を確認し、次の対策につなげましょう。

第一次検定と第二次検定の違い

第一次検定はマークシート方式の試験で、施工管理に関する基礎知識を問います。出題範囲は施工管理法・土木一般(または建築一般)・法規など。一方、第二次検定は記述式の試験で、自分の工事経験について記述する「経験記述」が含まれます。経験記述は、工程管理・品質管理・安全管理などのテーマで自分の体験を書く必要があるため、実務経験が問われます。

申込書類の準備

申込時には所定の書類が必要です。受験申込書、本人確認書類、写真、実務経験証明書(第二次の場合)など。実務経験証明書は勤務先の証明が必要なので、早めに依頼しましょう。書類不備があると申込が受理されないため、提出前に必ず確認することが大切です。

会場までのアクセス

受験会場は通常、大学や公共施設、コンベンションセンターなどです。当日は公共交通機関の利用が無難で、車での来場が認められない場合もあります。事前に会場までの経路と所要時間を確認し、余裕を持って到着できるよう計画を立てましょう。万が一の交通遅延に備えて、早めの出発をおすすめします。

持ち物リスト

  • 受験票(必須)
  • 本人確認書類(免許証など)
  • 筆記用具(HBの鉛筆、シャープペンシル、消しゴム)
  • 腕時計(通信機能なし)
  • 昼食・水分
  • マスク・ハンカチ
  • テキスト(直前の確認用)

試験中の注意点

第一次検定はマークシートのマーク間違いや塗り残しに注意。問題用紙に答えをメモして、最後にまとめてマークする方法もあります。第二次検定は記述量が多いため時間配分が肝心。難しい問題に時間をかけすぎず、書ける問題から確実に埋めるのが鉄則です。試験前夜は十分睡眠をとり、当日は緊張せず実力を発揮しましょう。

合格発表後の手続き

第二次検定の合格後は、合格通知に記載された方法で技術検定合格証明書の交付を申請します。所属企業への報告や資格手当の申請など、勤務先で必要な手続きも確認しましょう。申請期間や必要書類は年度・区分で異なるため、合格通知と実施機関の案内にしたがってください。

試験の延期や中止に備える

近年は自然災害や感染症などで試験が延期・中止される可能性もあります。実施機関の公式情報を定期的にチェックし、変更があった場合の対応を確認しておきましょう。延期されたとしても、これまでの学習成果は無駄になりません。次回に向けて知識を維持しながら、再度の挑戦に備えましょう。

受験費用を支援する会社も

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よくある質問(FAQ)

申し込みはネットでできる?

多くの区分でインターネット申込に対応しています。詳細は実施機関の公式情報を確認してください。

一次と二次は同じ年に受けられる?

区分により異なります。同年に両方受けられる場合と、一次合格後に二次へ進む場合があります。

受験会場はどこ?

各地域の大学やコンベンションセンターなどが会場になります。申込時に希望地域を選択できることが多いです。

申込期間を逃したら?

申込期間を過ぎると当年の受験はできません。翌年度の試験に向けて準備しましょう。

まとめ

施工管理技士の試験日程・申し込み方法は、区分ごとに実施機関と日程が異なります。最新情報を実施機関の公式サイトで確認し、申込期間を逃さないようにしましょう。早めの準備と計画的な対策が、合格への近道です。次に読むなら、施工管理技士とは過去問・勉強法難易度・合格率がおすすめです。